第1回 EMS 勉強会 – Autopilot 祭り -を開催しました
本日の記事は、7月27日(土)に開催をさせていただいた第1回 EMS 勉強会 -Autopilot祭り- に関する記事です。
2019年7月27日(土)にソフトバンク•テクノロジー様 新宿オフィス の会場をお借りしてWindows Autopilot をテーマにした第1回 EMS 勉強会を開催させていただきました。
暑い中ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。今回は 4 名の方に登壇をしていただき、Windows Autopilot に関する様々なお話しをしていただきました。
Microsoft 篠木さんには Windows Autopilot の概要について、Intune や Azure Information Protectionの書籍を出版されている ソフィアネットワーク 国井さんには My Autopilot 評価ガイドを作ろうというテーマでハンズオンをご担当いただき、日本ビジネスシステムズ 木村さんには設計時のポイントを、そして Microsoft 松井さんにはAutopilotの中でも最新の機能 White Gloveを中心にお話しをしていただきました。
私は今回運営側でしたが、私自身、とても学びの多い勉強会でした。改めて、登壇いただいた皆様、また仮想マシンの準備や会場準備などにご協力いただいた皆様ありがとうございます。
Windows Autopilot はまだリリースされてから、それほど長い月日が経っているソリューションではありません。しかし、目まぐるしい速さで機能拡張を続けているソリューションでもあります。
リリースされた当初は、Azure AD Joinにしか対応していなかった Autopilot ですが、今は Hybrid Azure AD Join にも対応し、更に管理者やキッティングセンターが デバイスの事前プロビジョニングを行う事が可能となる White Glove という機能も登場しました。
これは、個人的な意見ですがいつか、Japan EMS User Groupで、2回目のAutopilot祭りを開催したいと思います。その時までに、一体どのような機能が追加されて、どんな進化を遂げているのか楽しみにしています。
最後になってしまいましたが、最近勉強会の告知やフィードバック記事が続いておりましたので、そろそろ技術検証結果の記事を更新したいと思います。(Windows Analytics や Microsoft Defender ATPなども、年始の記事で書いていくと言っておきながらサボり続けていてすいません。。)
本ブログの過去の記事では、Windows Autopilot を使用した Hybrid Azure AD Joinを使用する方法について実装の仕方と、展開イメージを解説しています。
ちなみに、このHybrid Azure AD Joinを行う方法は、オンプレミスADと、Azure ADの両方にPCが参加する方法になります。つまり、オンプレミスの認証環境やNW環境などについても非常に多くの考慮が必要です。
プロキシサーバーが存在する環境に、Intune Connecter for ADを設置する必要がある場合、Autopilot のネットワーク要件に記載されているIPアドレスやURLに対してFireWallで通信を許可するだけでは足りない場合があります。
プロキシサーバーを経由して、Hybrid Azure AD Join用のIntune Connecter サーバーが通信出来るようにする為に、Connecter Serverのconfigファイルを設定する必要があります。
具体的な構成方法については、Michael Niehaus氏のブログ記事をご参照ください。
Configuring the Intune Connector for AD to use a proxy server
それでは、皆様今後もJapan EMS User Group、そして本ブログを宜しくお願い致します。
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