Windows10 機能アップグレード ライフサイクル

Windows Server2016及び、Windows10の登場により、サーバーエンジニアの知っておきべき
分野が従来、サーバー側が中心だったのに対して、クライアントデバイスについても
知識を情報を日々キャッチする必要が増えてくると思います。

従来、ADなどのサーバー側からサーバー側の機能を使用してクライアントデバイスを
管理していた流れから、これからはHello For Business(生体認証管理サーバー機能)
などといった機能の登場により、クライアントデバイス側の持つ機能をサーバー側で管理
することが増えてくると思います。

特にWindows10はバージョンのアップデートが頻繁にあり、RedStone1もさることながら、
次期アップデートでは3Dに関する機能が大幅に変更される予定です。

また、HoloLensなどが今後登場していくことにより入出力の為のデバイスがこれまでの
PC,Server,SmartPhoneよりも複雑化していくでしょう。

そこで、今回はWindows10に関するライフサイクルや展開手法など、ざっくりとまとめて
みました。

■展開手法

→プロビジョニングパッケージによる展開手法とIn Placeアップグレードを
今後の記事で詳しく紹介します。もちろん従来通りのイメージベース展開も可能
ですが、Sysprepがまだあまり安定していない印象です。従来型のイメージ展開の
場合SIMによって応答ファイルを作成していたかと思いますが、プロビジョニング
の場合はICDと呼ばれるイメージング構成デザイナーによりカスタマイズや
パッケージの作成が可能になります。

■機能アップグレードのライフサイクル

→10ではWindows Update経由でバージョン(機能)アップグレードが実施されます。
現在の最新版のバージョンはRS1ですが、TH2と比較してかなり大幅なアップデー
トがされています。それに伴い、OS設定項目自体もバージョン毎に微妙に変化
しています。
しかし、このような機能バージョンアップが頻繁に実施されることは企業がPCの
管理をする上では好ましくありません。この機能アップグレードに対して制限を
加えるのがCB,CBB,LTSBという機能更新のタイミングを分けたサービシングモデ
ルです。Insiderはここでは省略します。

CB
→コンシューマ向け
新機能提供開始~4ヶ月以内に新機能を適用

CBB
→企業向け(Pro以降のEditionで選択が可能)
新機能提供開始4ヶ月後~8ヶ月以内に新機能を適用

LTSB
→主にミッションクリティカルなシステム向けで新機能は提供されません。
セキュリティ更新プログラムや修正プログラムのみが適用されるので
従来のOSイメージに一番近いモデルです。このサービシングモデルを
適用したい場合には、現状、LTSB専用のエディションを購入するしか選択肢は
なく、その他のエディションではこのサービシングモデルには対応して
いません。
→機能バージョンアップはなし。2~3年に一度、新機能版のLTSBがリリースされる
予定。

■Windows Store For Business
→10の登場でようやく企業向けのWindows Storeが登場しました。
それに伴い、8.1の頃と比較して1つのマイクロソフトアカウントに
紐付けてStoreを利用できるデバイス数が大幅に制限されており、
現実的に企業でWindows Storeの利用をする場合、このStore For Businessを
利用するしかないように思えます。Store For BusinessではAzure ADやIntune,
Office365と連携してユーザーを管理し、利用することが可能になっている
ほか、Store Appのボリュームライセンス購入と展開が可能になっています。

Windows10に関してはこの書籍が機能を網羅的に紹介していてわかりやすいです。
まずWindows10の機能を知るための入門書にはぴったりだと思います。

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